揚げ物たっぷりの「1キロ弁当」に思わず目を疑う コスパ抜群のボリュームがうれしい
物価高の今だからこそ、売り上げ度外視といってもいいデカ盛りに注目が集まっていますね。テイクアウト商品でも、たっぷりおかずやご飯の人気は留まるところを知りません。 【写真7枚】コスパ抜群の1キロ弁当を見る 今回は、「デリカぱくぱく 浅草店」についてご紹介します。東京都台東区にあるこちらのお店は、7:00からオープンしているさまざまな種類のお惣菜やお弁当が購入できる名物店です。店舗は浅草のほか、千束と向島にもあります。 1キロ弁当や1キロおにぎりなど、デカ盛り好きな人に訪れてほしい店舗です。 ちなみに、総務省統計局「家計調査」時系列データ(単身世帯)によると、2023年の食費の平均は55万6693円。これを単純に一日当たりの金額として試算した場合、約1525円となりますね。 ※記事中の価格はすべて税込み表記です。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
東京都台東区に店をかまえる「デリカぱくぱく 浅草店」
「デリカぱくぱく 浅草店」は、7:00~22:00の間営業しています。昔は24時間年中無休でやっていたようですが、今は深夜早朝は営業していません。 こちらが、店頭に並びはじめたばかりの「1キロ弁当」です。先に普通サイズのお弁当を出し、1キロ弁当や1キロおにぎりは順次並んでいくため、朝一番に来ても出揃っていない場合があるようですね。 1キロ弁当以外のお弁当も、お手頃な値段でおかずの種類が豊富です。創業50年以上のお店らしい、老舗感の漂う品々に惹かれますね。
「デリカぱくぱく」で購入した1キロ弁当
今回は、1キロ弁当(750円)を購入。おかずは揚げ物を中心に、甘酢あんのようなものがたっぷりかかっています。たまたま一緒に列に並んでいたお客さんが「私は食べきれないよ」と驚いていました。 重量は、「1kg超!!」のシール通りにはならず、僅かに1キロを切っていました。ただ、これぐらいは誤差の範疇でしょう。
「デリカぱくぱく」1キロ弁当を食べてみると…
揚げ物の種類は、メンチカツ、チキンカツ、アジフライ、コロッケの4種類でした。手前に合鴨の燻製ロースト、そしてたくあんと甘く煮た青豆が入っています。揚げ物の豪華ラインナップに、食欲も増しますね。 チキンカツは、やさしい味付けで肉も歯切れがよくあっさりとしています。衣はあんがかかっているためサクッと感はありませんが、ソースをかけずにいただける、いい味付けです。 甘酢あんやケチャップあんというには酸味が少なく、フライによく合うオリジナリティのある味わい。 メンチカツはチキンカツよりしっかりめの味でした。アジフライも大きめですし、コロッケのなめらかさも絶妙な存在感を醸し出しています。 揚げ物づくしのお弁当ですが、くどさはなく、それぞれの個性がしっかりバランスを取っています。 そして、燻製の香りがしっかり香る合鴨のローストはとてもジューシーです。ブラックペッパーが利いていて、噛み締めるとじゅわっと肉のおいしさと脂のコクが感じられますよ。揚げ物だけでも豪華ですが、合鴨ローストが一緒に載せてあるというのは、かなり珍しいお弁当の構成かもしれません。 もちろん、すべてのおかずの下には白米が敷き詰められています。炊き加減はほどよく、ぎゅうぎゅうに押し込められているわけではないので、食べやすいです。おかずとご飯の量のバランスがいいので、満足感も十分だといえますよ。