今季は“正念場”か…もう後がない大物選手(2)心機一転のセーブ王
プロ野球は、2024年シーズンの球春到来を目前に控えている。春季キャンプでは、今季も数多くの若手有望株が一軍メンバーに抜擢。レギュラーシーズンでの大ブレイクが期待されている。一方で、成績不振が続く実力者たちの二軍スタートも目立つ。ここでは、正念場を迎えている大物選手をピックアップする。
森唯斗
・投打:右投右打 ・身長/体重:175cm/91kg ・生年月日:1992年1月8日 ・経歴:海部高 - 三菱自動車倉敷オーシャンズ ・ドラフト:2013年ドラフト2位 常勝軍団の守護神に君臨し、2018年には最多セーブに輝いた森唯斗。近年は思うような成績を残せず、来季は新天地で再起を目指すことになった。 2013年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスの一員となった森。ルーキーイヤーから58試合に登板し、24ホールドポイント(4勝20ホールド)、防御率2.33の好成績をマークした。 その後もブルペンの一角を担うと、2018年にはクローザーに抜擢され、最多セーブ(37個)のタイトルを戴冠。さらに同年から3年連続で30セーブを記録するなど、長らく守護神としてチームを支えた。 しかし、2021年以降は故障にも苦しんで登板数が減少。2023年は本格的に先発転向を試み、6試合に先発したが、2勝3敗、防御率4.60と結果を残せなかった。 オフには戦力外通告を言い渡されるも、2024年から横浜DeNAベイスターズでのプレーが決定。新天地でもう一花咲かせたい。
ベースボールチャンネル編集部