<心一つに>龍谷大平安・選手紹介 第1部/6 二塁手にこだわり 広田和希選手(2年) /京都
秋の公式戦で勝ち取った「4」のユニホームを着続けられるかどうかのピンチがあった。府大会準々決勝でチームはコールドで大勝したが、自身の打撃内容などが問題視され、準決勝、3位決定戦は出場機会がなかった。 バットが強く振れるよう、守備でも低い体勢で捕球できるよう、近畿地区大会までの3週間は必死に下半身を鍛えた。体の硬さを意識し、風呂上がりの柔軟体操も続けた。 近畿大会は3試合とも8番・二塁手で先発出場。打率3割3分3厘、2打点と、何とか合格点の結果を残した。 「センターラインを守りたい」という思いは強く、二塁手にこだわりを持つ。夏の京都大会のテレビ観戦で、龍谷大平安は子どものころからなじみの存在だった。「よく声が出る、一球に対する思いが強いチーム。技術も高い」と感じ、迷わず進学を決めた。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)出身中学 城陽市立城陽中(2)身長172センチ・体重66キロ・右投右打(3)今年の目標 全国制覇(4)好きな野球選手と理由 大谷翔平選手(エンゼルス)プレーも人間性もかっこいい(5)好きな食べ物 おすし 〔京都版〕