バルセロナはレヴァンドフスキの後釜を売ってしまった? 今夏チェルシーに加入した18歳は将来が楽しみなストライカーか 「彼は本能と勇敢さを持っている」
ECLで6ゴール
今シーズンよりチェルシーでプレイするFWマルク・ギウ(18)は将来が楽しみなストライカーの1人と言っていいだろう。 バルセロナの下部組織で育った同選手は昨年10月にトップチームデビューを飾ると、いきなりゴールを挙げる。超新星現ると注目を集めたが、今夏にチェルシーへ移籍。チェルシーではカップ戦メインの出場ではあるが、ここまでUEFAカンファレンスリーグ(ECL)では6試合で6ゴールという数字を残している。 ECLリーグフェーズ第6節シャムロック・ローヴァーズ戦ではハットトリックを挙げる活躍を見せたギウについて、クラブOBのジョー・コールは『TNT Sports』にてバルセロナが売却を決断したのは間違いだと言及し、リヴァプールやバルセロナで活躍したルイス・スアレスのようだと称賛の言葉を送った。 「ギウについて私が思うのは、バルセロナはどうして彼を手放してしまったのかということだ。この少年は2年後には9番として定着しているかもしれない。バルセロナはミスを犯したと思う」 「ハットトリックは本能的なものだった。彼をルイス・スアレスに例えるよ。今の彼がスアレスだと言っているわけではないが、彼は本能と勇敢さを持っている。この子はゴールを決めることができるし、このクラブのビッグスターになれる」 現在のチェルシーにはニコラス・ジャクソンやクリストファー・エンクンクといった選手がいるため、ギウが定位置を確保することは簡単ではない。しかし、ECLで着実に結果を残す18歳のストライカーも成長続けるチェルシーで将来が楽しみな逸材だ。
構成/ザ・ワールド編集部