野鳥から鳥インフル陽性 今シーズン初 鹿児島・出水市で回収したナベヅル3羽から確認
鹿児島テレビ
鹿児島県は、16日以降、鹿児島県出水市で回収した死んだナベヅル3羽について、簡易検査の結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されたと発表しました。 今後、毒性が強い高病原性かどうか、遺伝子検査が行われる予定です。 県によりますと、16日から17日にかけて、出水市東干拓地と荒崎地区で死んだナベヅル3羽を回収しました。 簡易検査を実施した結果、3羽とも鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されたということです。 今後、鹿児島大学が、毒性が強い高病原性かどうか遺伝子検査を実施する予定で、今週中に結果が判明する見通しです。 県内では、11月8日に、出水市の野鳥のねぐらの水から高病原性の鳥インフルエンザが確認されています。 野鳥から鳥インフルエンザが確認されたのは、今シーズン初めてです。 環境省は18日、回収地点の半径10キロ以内を野鳥監視重点区域に設定し、警戒を続けています。
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