ぽっこりお腹を“タテ線腹筋”に変えた40歳がコンテスト日本3位に 息子からは「ママが一番かわいい!」の声
11月24日(日)、東京・両国国技館にて『ベストボディ・ジャパン2024日本大会』が開催され、橋本由起(はしもと・ゆき/40)さんがベストボディ・ジャパン部門、ウーマンズクラスで3位を受賞した。 【写真】橋本さんの柔らかなボディライン ベストボディ・ジャパン協会が運営するボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン(BBJ )』は、一般的にイメージされる筋肉量の多さを競う大会ではなく、バランスのとれた肉体美と見た目の美しさが評価される大会だ。
女性らしい柔らかさのあるメリハリボディで会場の視線を集めた橋本さん。日本大会への挑戦は今年で4回目だ。 「日本3位というありがたい結果をいただき、大変感謝しています。今年は自分自身に良い変化を感じていました。そのためか、これまで経験した中で一番リラックスした状態で出場できています。落ち着いた心境だと、自分のパフォーマンスを最大限に発揮できると感じられたことが今年の大きな収穫です」 筋トレを始めたきっかけは、ぽっこりと膨らんだお腹を見た知人から「第二子(をご出産の予定)ですか?」と話しかけられたことだ、と橋本さん。 「あのときの凍り付いた空気は今も忘れられません(笑)。ボディメイクを始めた当初、4歳だった息子は現在11歳になりました。ボディメイクを頑張る私に対し、息子は『どう考えても、ママがいちばん可愛い!だって40歳やろ?どうみても可愛いやん!』と、いつも褒めてくれます。いつまでも、息子の自慢のママでありたいです」 片足立ちになった状態で身体を押されても簡単に倒れないほどの強い軸を持っている橋本さんは、あえて「追い込みすぎないトレーニング」をすることで、女性らしい身体を鍛えているという。 「トレーニングは、パーソナルトレーニングを週2~3回、そしてジャイロトニック(木製マシンを使った、インナーマッスルを鍛えられる全身ストレッチ)を週1で行っています。筋トレを始めたころは、自己流でトレーニングをしていました。週6でジムに通い、『高重量でこれだけ追い込んだんだから、身体も変わったはず』という満足感に浸っていたのですが……。次第に、ギスギスと女性らしくない身体になっていく自分に不安を感じ、ボディメイクを見直すことに。パーソナルトレーナーさんのアドバイスに従い、勇気を出して『追い込まないトレーニング』に方向転換したところ、私には大ハマり!みるみる女性らしい身体つきに変わっていきました。あとは、動作のしなやかさや美姿勢の保持のため、週1で社交ダンスを楽しんでいます」 減量について「苦戦することはありません」と橋本さん。 「自己分析をしていれば、減量中もノンストレスです。私はこれまでの食事内容と体調の変化を、毎日ノートに記録しています。PFCバランスはもちろん、食材の分量や『この食材は浮腫んだ、この食材を食べた翌日は調子が良い』などの情報も記入しているので、自分のコンディションに合わせて、食材や分量の調節が可能です。減量中は100グラム単位で『今は抑えよう・今は食べよう』と細かに調節しています(笑)」 まつ毛エクステのサロンを営んでおり、美意識の高い橋本さん。「来年の日本大会は360度、どこから見ても美しくありたい」と意気込む。
「来年は、誰がどう見ても『この人が日本一だ』と思っていただけるようになりたいです。自分史上、ナンバーワンの仕上がりでティアラをつけたい!練習でできていることを、本番のステージ上で全て出し切れる状態になるまで猛練習します。全てが納得できる状態で日本一になるまで、この夢は諦めません!頑張ります!!」
材:山口夏織 撮影:舟橋賢