ハーブの「育てどき」に異変、秋冬からの栽培がおすすめな理由 寒くなってからの工夫も ハーブと暮らす~秋
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ハーブは昔から人々の心を整えるのに用いられてきました。
中世のヨーロッパでは、さまざまなハーブをまとめて作ったブーケを「タッジーマッジー」と呼び、災難・疫病・悪霊をよけるお守りとして家に飾ったり、旅に出る際、腰に提げたりしていました。
最近は「ガーデンセラピー」と呼ばれるハーブを使った庭づくりも注目されています。「日本ガーデンセラピー協会」(東京)の高岡伸夫理事長は、「ハーブの香りが癒やしとなり、ストレスを軽減させてくれるはず」と語り、ガーデニングにハーブを取り入れることをすすめています。(ハーブコンシェルジュ 小早川愛)
小早川愛
こばやかわ・あい 日本薬科大招聘(しょうへい)講師。ハーブ農場「ポタジェガーデン」の運営にも携わる。