iPadでChatGPTを便利に使うために知っておきたい10のポイント
iPad Hacks
「iPadで生成AIを使ったら便利かも?」と思ったら、すぐに試しましょう。以前から「ChatGPT(チャットジーピーティー)」はアプリで使えるようになっています。毎回ブラウザで開かなくて良いので、使い勝手も結構良いんです。ポイントを押さえて使いさえすれば、iPadでの作業能率をグッとUPしてくれるでしょう。 【詳しい操作方法を画像でチェックする】 今回は、iPad版の「ChatGPT」を扱ううえでポイントとなる10点をピックアップし、おさらいを含めて紹介していきます。
1. 分からないことはChatGPT自身に尋ねる
アプリをインストールし、アカウントでログインを終えたら、後はチャットで指示や質問をするだけです。それに応えるようにChatGPTがテキストの回答を生成してくれます。 まず「どう使えば良いかわからない」という場合には、ChatGPT自身に尋ねてみましょう。基本的な使い方だけでなく、一歩進んだテクニックや、指示の仕方(プロンプティング)のコツ、特殊な用途など、さまざまなジャンル・段階でのリサーチに使えるアプローチです。ただし、生成AIの回答は事実と異なることもあるので、その点は理解して使いましょう。
2. 用途ごとにチャットを分ける
ChatGPTでは、チャット画面でやり取りする文脈がその後の回答に反映されます。例えば「これまでの会話のポイントを箇条書きで要約して」といった指示の仕方も可能です。そのため、トピックや用途ごとにチャット画面を分ける必要が出てきます。 チャット画面を切り替えるには、画面左上のアイコンをタップするか、画面を右スワイプ。既存のチャット履歴の一覧が表示されるので、目的にあったものを選択しましょう。 例えば、筆者は英語学習用のチャットを分けています。
3. 「プロンプト」を工夫する
生成AIに対する指示や質問のことを「プロンプト」と呼びます。意図した通りの回答が出力できなかったときは、このプロンプトを工夫することで、改善が図れることが多いんです。 例えば、「次の英文を日本語に訳して」では、直訳が表示されるかもしれませんし、フレーズによっては「文法的に誤りです」と返されるかもしれません。しかし、「次の英語のフレーズを口語的な文脈において、日本語に翻訳して」のように指示するとChatGPTからの出力結果が変わり、スラング的なフレーズの和訳も正しく表示されやすくなります。 プロンプトの工夫(プロンプティング)に関するテクニックは奥深いので、必要に応じて別途リサーチしてみましょう。