キミッヒ争奪戦にレアル・マドリーも参戦か…減俸求めるバイエルンとの交渉は難航中?
レアル・マドリーは、ドイツ代表MFヨズア・キミッヒの争奪戦に加わったようだ。 2015年のバイエルン・ミュンヘン加入から公式戦400試合以上に出場、8度のブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝を達成してきたキミッヒ。ドイツ代表でも96キャップを数え、現在はキャプテンも務める29歳だが、去就に大きな注目が集まっている。 CR7?ジダン?それとも…21世紀のレアル・マドリー最高の選手は? キミッヒとバイエルンの現行契約は今季終了まで。ドイツ『スカイ』によると、強化担当のマックス・エーバル氏は選手の給与額削減に向けて取り組んでおり、レロイ・ザネには年俸総額200万~400万ユーロ(最大約6億5000万円)の減給を要求しているという。そしてチーム最高額の1人とされるキミッヒも、年俸最大2000万ユーロ(約33億円)から数百万ユーロの減給を求められているようだ。 こうした現状もあり、バイエルンとキミッヒの契約延長交渉は難航している模様。クラブ側は不可欠な存在と考えているようだが、話し合いの中で解決策は見つかっていないという。 そうした中、キミッヒに対しては以前からバルセロナやプレミアリーグ勢の関心が伝えられていたが、宿敵であるレアル・マドリーも獲得の可能性を探っているようだ。『スカイ』は、幹部陣が今季のオーレリアン・チュアメニやエドゥアルド・カマヴィンガのプレーに満足しておらず、またルカ・モドリッチの将来も不透明であることから、経験豊富な選手を探していると指摘。そして、29歳のドイツ代表キャプテンが最適な存在として挙がっていると伝えられている。 6週間以内に他クラブとの自由な交渉が可能になるキミッヒ。1月に向けて争奪戦は激化することが予想されているが、現・欧州王者に加入する可能性はあるのだろうか。