きょうだいに活躍馬ズラリの良血 重賞2勝の兄も管理する友道厩舎で初戦から
真夏の小倉で良血馬が始動だ。GIIを2勝しているサトノグランツの半弟となるジュンライデン(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、土曜小倉5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。 【写真】サトノグランツこれまでの軌跡 ジュンライデンは父レイデオロ、母チェリーコレクト、母の父Oratorioの血統。母は12年の伊オークスと伊1000ギニーの覇者。これまでにJRAでデビューした兄姉6頭は全て2勝以上を挙げている。半兄のサトノグランツは昨年の京都新聞杯と神戸新聞杯、半姉のダイアナブライトは21年のクイーン賞の勝ち馬。さらに半兄のワーケアは19年のホープフルSで3着、20年の弥生賞で2着、半姉のダノングレースは19年の福島牝馬Sで3着の実績がある。22年のセレクトセール当歳では8600万円の値が付いた。 ここまで1カ月以上をかけて、入念に乗り込まれてきた。CWでは5本の併せ馬を消化。最終追いは芝だったが、やはり併せ馬をこなし、態勢は万全と言える。兄姉に続く重賞制覇、さらには来春の大舞台に向けて、まずは幸先良く初陣Vといきたい。