国内線で欠航、USJも影響 米MSクラウド不具合
米マイクロソフトのクラウドサービスの障害に絡み、日本国内でも19日、鉄道や航空で国内線欠航などのトラブルが相次いだ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社は、園内の物販店舗やレストランのレジのシステムに午後2時ごろから障害が発生し、店舗などの営業を停止したと明らかにした。 格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は、搭乗手続きなどのシステムに障害が生じたと明らかにした。国内線26便と国際線2便が欠航となった。同社によると、マイクロソフトのシステム障害が原因とみられる。 日本航空はウェブサイトで午後2時20分ごろから一時、障害が発生した。予約や購入ができない状態になったが、午後7時ごろには解消した。 JR西日本は、列車走行位置を表示するホームページやスマートフォンアプリがマイクロソフトの不具合の影響を受けたという。その後、復旧した。 NTTコミュニケーションズは、自社で展開する複数のサービスにシステムトラブルの影響が生じたと明らかにした。