来季続投を望むバルセロナ首脳陣…シャビ監督の退任意向を覆すための“条件”
今季終了後の退任を発表したバルセロナのシャビ・エルナンデス監督に対し、クラブ側は続投を望んでいるが、指揮官の決定を覆すには条件があるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 【写真】元バルセロナMFの現在の姿にファン驚愕「まだ36歳なんて信じられない」「60歳に見える」 シャビ監督は、ホームで3-5の惨敗を喫した1月27日のラ・リーガ第22節ビジャレアル戦後、今季限りで退任する意向を表明。しかし、その後は公式戦11試合無敗(8勝3分)と調子を上げ、続投を求める声が日に日に高まっている。 同紙によると、ジョアン・ラポルタ会長やデコSDも、シャビ監督の残留希望を公言しているが、それを実現するには「彼にとって必要不可欠な選手と契約する手段が保証されなければならない」という。 シャビ監督が求めるのは、中盤における2人のトップレベル選手の獲得。具体的にはソシエダのMFマルティン・スビメンディやバイエルンのMFヨシュア・キミッヒといったピボーテ、マンチェスター・シティのMFベルナルド・シウバのような創造性のあるインテリオールだとみられる。 ただ、バルセロナは以前から財政問題を抱えており、現時点で思い通りに上記の選手たちと契約するのは難しい。選手の売却でチームを弱体化させることなく資金を確保する必要があると同紙はレポートした。