“トラ3頭”が檻から逃げたことも…出張動物園のペンギン生還で振り返る『過去の危険な動物脱走』各地で騒動に
車のクラクションにも動じず、住宅地を堂々と進むドーベルマンは、脱走から1時間後、なんとか確保されました。
捕獲後、近くで見るとかなり大型でした。
■「まさか」ばかり…“寺”で飼われていた“トラ3頭”が脱走 解決に“26日”
45年前の1979年には、千葉県君津市の寺からトラが脱走する事件もありました。
鹿野山(かのうざん)にある寺の敷地内では、様々な動物が飼われていて、その中にいたトラ3頭が、カギが開いた檻から脱走しました。
1頭はすぐに発見され、2頭目は2日後に射殺されましたが、もう1頭はなかなか発見されません。
近くのゴルフ場には「トラが捕獲された翌日から営業」という張り紙も。
対策本部では警察が連日会議を開き、手書きの地図や、手作りの山の模型を作るなどして連日作戦を立て、警察官を一直線に並べてローラー作戦も展開しましたが、なかなか発見には至りません。 近所の犬小屋では、飼い犬の首輪と鎖だけが残され、犬が姿を消す事態も起こりました。トラにかみ殺されたとみられていました。
捜査中、トラの足跡が発見され「トラはいるが、見つけることができない」まま、26日もの日が経過。
最後は寺から4キロほど離れた山林で、遂に発見されました。
トラは射殺されました。 2024年9月13日放送