最悪の無駄遣い…。ACミラン歴代“不良債権”ワーストイレブン【GK】スター街道から転落…。ブラジルの逸材はレンタル地獄
ACミランはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でACミランが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
GK:ガブリエウ(元ブラジル代表) 生年月日:1992年9月27日 在籍期間:2012年夏~18年夏 移籍金:115万ユーロ(約1.8億円) クラブ通算成績:7試合10失点 ガブリエウはミランが期待したブラジル人GKだが、大成しなかった。 クルゼイロの下部組織で育ったガブリエウは、2011年にU-20ブラジル代表としてワールドユース(現U-20ワールドカップ)で優勝。翌年夏にミランにやってきた。まずはユースチームの所属となったが、2012年8月には19歳でブラジルA代表デビューを済ませてスター街道をひた走り、2013/14シーズンにミランでトップデビューを果たしている。 このときにセリエAで7試合に起用されて信頼をつかみかけたが、クリスティアン・アッビアーティからポジションを奪うことはできず、再びベンチ要員に。その後、カルピやナポリ、カリアリへのレンタルで経験を積みに出たものの、ミランで戦力にカウントされる日は訪れなかった。17/18シーズンはミランに戻ったが、第4GKの扱いとなり、シーズン途中からエンポリへレンタル。2018年夏にフリーでペルージャへ移籍した。 2000年代にブラジル人GKジーダが活躍したミラン。ブラジル期待の若手を確保して将来は安泰かと思われたが、ガブリエウは各地にレンタルしただけになってしまった。
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