「 また妊娠…?」不仲なのに次々子供を出産…もしかして多産DV?増殖し続ける従兄弟家族に恐怖を感じたわけ。
「20歳から、スパンが短いと1歳差で子供を産んでいました。その度、お祝いを渡したのでよく覚えています。私も29歳の時に子供を産んだんですけど、Mちゃんの4人目とちょうど同い年で。育児の相談もありこれまでより頻繁に会うようになったんですけど…」。 その中で由希子さんを困惑させたのが、Mちゃんの口から飛び出す旦那への愚痴だった。 「ボロクソに言っていましたね。酒癖が悪いとか、お金を全然稼いでこないとか。あんな奴、いらないんだよマジとか言っててびっくり。ここまで子供産んでそんな感じなの!?って思いましたね」。 その後、由希子さんは第二子を妊娠。するとそれを追うようにMちゃんは5人目を妊娠したのだという。 「本当に驚きました。いつか離婚してやるとか言ってたのに、また妊娠って…」。 由希子さんは、徐々にMちゃんとその夫に違和感を覚え始める。 「なんかちょっと異常だなって。そんなときに多産DVっていう言葉を知ったんです。夫が、妊娠・出産に関する妻の自己決定権を侵害し、妻との性交渉に及ぶ際に避妊をせず、妻に妊娠を強要したり子供を何人も出産させたりすることでまるでMちゃんみたいだなって…」。 【後編】では、Mちゃんの夫のあまりにも無責任な蛮行にと多産DVのリアルに迫っていく。 取材・文/橋本 千紗
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