「 また妊娠…?」不仲なのに次々子供を出産…もしかして多産DV?増殖し続ける従兄弟家族に恐怖を感じたわけ。
飲む中絶薬「メフィーゴパック」は、現在中絶が確認されるまで入院できる医療機関でのみ使用が認められている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「一定の安全性が確認されたことから、入院施設のない診療所でも使用できることが了承されていましたが、一転。日本産婦人科医会が、医療機関の講習受講を義務化すべき。体制整備に時間を要すると慎重な姿勢を示したことから差し戻しされることになりました。異例とも言えるこの判断が行われたのは9月のことです」。 薬自体の安全性は確認されているという。 「経口中絶薬は身体的、精神的、経済的負担も軽減する効果が見込まれています。使用条件緩和の方向で進むことを期待する声も大きかった分、落胆の色も見えます。実はWHOでは妥当な価格で広く使用されるべき薬とされているんです。諸外国ではオンライン処方されることも多いと聞きます。経口中絶薬にも危険があることも事実ですが、より柔軟な対応、議論が進められるといいと感じますね」。 今回はそんな経口中絶薬の存在をまるで知らないであろう多産DVのご家庭について思うことがあると話す女性の本音だ。 ------------------------------------------------------------------
若狭由希子さん(仮名・40歳)は、2人の子供を育てながら働いている。関東近郊で夫と4人暮らしだ。 「2人で必死に働いても子供2人いると本当にカツカツです。今後の教育費を考えると頭が痛くなります。まだ2人とも小学生ですが、大学に行くとなると奨学金かなと思っています。もちろん出してあげたい気持ちは山々ですが…」。 困窮する日本経済のリアルを感じざるを得ない。 「皆さんきっと同じ感じですよね。最近は2人目を産むことも考えてしまうという人も多いと聞きます。この物価高じゃ、確かにそうなりますよね…」。 由希子さんの感覚がおそらく、世間一般の感覚であろう。しかし、彼女の周りには次々と子供を生む家族がいるらしい。 「従兄弟なんですけど。彼女は父の妹の娘です。叔母にも3人の子供がいたんですが、40歳の時に乳がんで亡くなりました。1番下の子が中学2年生のときだったと記憶しています」。 由希子さんが住んでいた家と従兄弟の家は自転車でも行ける距離にあり、幼い頃から行き来があった。 「実家に祖父母も一緒に暮らしていたこともあり、昔から従兄弟たちはうちによく遊びに来ていました。私は末っ子だったので、妹ができた感覚が嬉しくて。2歳年下のMちゃんとはよく遊んでいましたね」。 遊ぶ中で不思議に思うこともあったという。 「字を覚えるのがすごく苦手で漫画が読めないと話していて、私朗読とかしてましたね。とはいえ、それも今思えば、ってくらいで当時はあんまりよく考えていませんでした」。 こうしてMちゃんと由希子さんは、付かず離れずの距離で大きくなった。しかし、2人の関係が一変する。Mちゃんは高校卒業後、すぐに就職をしたのだ。 「高卒で就職することに驚きました。私は大学に行っていましたし、大学でなくても専門学校とか短大とかに行くと思っていたから。でもさらに驚くことが起きたんです。なんと1年も経たずに仕事を辞めてしまって…。理由は妊娠。20歳になる年でした。お相手は9歳上の同じ会社の人。結婚式でおっさんだな~と思ったことを覚えています」。 ここからが問題だ。Mちゃんはなんと立て続けに4人に子供を出産したというのだ。
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