月をテーマにした公募展「月のアート展」 京都府立けいはんな記念公園 精華町
月をテーマにした公募の作品展が精華町でおこなわれていて、様々な作風が会場を彩っています。精華町の京都府立けいはんな記念公園のギャラリー月の庭では、「観月の夕べ」に合わせて行われる、月をテーマにした毎年恒例の作品展「月のアート展」を開催しています。19回目のことしは、プロからアマチュアまで全国から62点の応募がありました。最高賞に当たる審査員最優秀賞を受賞したPESCAさんの「あおの灯」は、難解な「ろう染め」の技法を用い、金箔や多くの色を使ったインパクトにあふれる作品です。審査員準優秀賞を受賞したイシバシオサムさんの「生々(流)転~かぐや十二単の調べ」は、十二単を屏風のように三次元的に仕立てたもので、背後の広大な庭を借景にして設置されています。同じく審査員準優秀賞を受賞した笠原彰人さんの「月への門」は、艶やかな牡丹とモザイク模様を左右対称に描いた力強い作品です。月をテーマに様々な作品が並ぶ「月のアート展」は10月20日まで開催されています。