初戦大活躍の19歳ギュレル、ポルトガル戦はなぜベンチに?トルコ指揮官「プレーする状態じゃなかった」
トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、アルダ・ギュレルをポルトガル代表戦で先発から外した理由を説明した。 22日に行われたEURO2024グループF第2節で、トルコはポルトガルと対戦。決勝トーナメント進出へ向けた大一番に挑んだが、21分に失点すると、その直後に痛恨のオウンゴールを記録。後半にもネットを揺らされ、0-3で完敗を喫した。 そしてこの試合では、ギュレルの起用法に注目が集まることに。初戦のジョージア戦(3-1)ではゴールを決めるなど見事な活躍を見せた19歳MFだが、ポルトガル戦は70分からの出場となっていた。モンテッラ監督は以下のように説明している。 「アルダはプレーするようなコンディションではなかったし、リスクなしで30分以上プレーすることはできなかった。それははっきりと言える。最後の20分も起用しないという考えもあったが、良い選手はプレーしないといけない。だから最後に投入したんだ」 「我々の選手の多くが所属クラブで継続してプレーすることに慣れていない。それはいつも忘れられがちだ。1週間に1試合ではなく、4日ごとにプレーするのは違うスポーツだよ。フィジカル面でコンディションを整え、しっかり準備をしなければならない」 「アルダは最高かつスマートな選手であり、母国に対して情熱と誇りを持っている。彼自身もプレーすることによって負傷のリスクがあるとわかっていたが、それでもピッチに立ちたがっていた」