北日本で積雪増 岡山など初雪 あすまで猛吹雪や大雪警戒 車の運転の警戒ポイント
きょう25日も強い冬型の気圧配置で、北海道や東北は積雪が増えています。11時の積雪は、北海道上川地方の旭川市で19センチ、富良野市で14センチとなっています。青森市で4センチ、秋田市で2センチと、きょう25日に今シーズン初めて1センチ以上の積雪を観測しました。
積雪急増
きょう25日も日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、北日本の上空約5000メートルにはマイナス36℃以下の寒気が流れ込んでいます。北海道や東北を中心に雪雲がかかり、積雪が増加しています。 12時間の降雪量の日最大値は、北海道紋別地方の紋別空港で39センチ(1時00分まで)、紋別市で25センチ(1時00分まで)と、11月の1位の値を更新しています(統計開始年は紋別空港は2008年、紋別市は1999年)。北海道空知地方の夕張市で30センチ(9時00分まで)、岩手県西和賀町で29センチ(11時00分まで)と急増しています。 11時の積雪は、北海道上川地方の旭川市で19センチ、富良野市で14センチとなっています。青森市で4センチ、秋田市で2センチと、きょう25日に今シーズン初めて1センチ以上の積雪を観測しました。
続々と初雪を観測 岡山も
また、東北に加え、中国地方の市街地にも雪雲が流れ込み、山形、仙台、福島、岡山で初雪を観測しました。 山形:平年より9日遅く、昨年より5日早い 仙台:平年より1日早く、昨年より7日早い 福島:平年より6日遅く、昨年より7日早い 岡山:昨年より15日早く、昨年より20日早い
あす26日まで猛ふぶきや大雪に警戒・注意
強い冬型の気圧配置は、あす26日のはじめまで続く予想です。 北海道では、あす26日にかけて日本海側を中心に雪が降り、大雪となるでしょう。雪を伴って風も非常に強く吹くため、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。東北も日本海側を中心に雪が降り、さらに積雪が増える所があるでしょう。暴風にも警戒が必要です。 夜間は冷え込み、北海道や東北に加え、関東甲信から九州の内陸部でも0℃前後まで気温が下がる所があるでしょう。路面の凍結にも注意が必要です。