電撃引退の神山雄一郎へ感動のメッセージ 橋本聖子「日本や世界で活躍する選手を育てて」奥様「お父さん、お疲れ様でした」
神山雄一郎(56歳・栃木=61期)が24日、都内で会見を開き、現役引退を表明。会見には、神山とともにアトランタ五輪自転車競技に出場した参院議員の橋本聖子氏(60)からビデオメッセージが、神山の奥様からコメントが届いた。
橋本氏は「長い間本当にお疲れ様でした。改めて、素晴らしい成績をあげ、自転車界のためにご活躍をいただいたこと、心から感謝を申し上げます。 神山さんは自転車について色々教えてくれました。調整の仕方であったり、あるいは自転車のポジションであったり、私がポイントレースに最後の望みをかけた時にも、本当に細かく色々なアドバイスをしていただいたことがとても嬉しく、そして今も私の中では素晴らしい思い出に思っております。 引退して寂しいという思いと同時に、これから神山雄一郎は何をしてくれるんだろうかという、未来に向かって希望が持てるような嬉しい気持ちにもなっています。ずっと先頭切って走り続けてくれた神山さんだからこそできる、これから日本や世界で活躍する選手を育ててくれるんではないかなというふうに、とても大きな期待をしております」と、エールを送った。
奥様のコメントは以下の通り 「お父さん、選手生活大変お疲れ様でした。クビになるまで競走をしていたいと言っていたので、引退は大きな決断だったと思います。 成績が悪くても愚痴一つなく、家族に全く心配をかけることはありませんでした。 子供たちはお父さんの競輪に対する姿勢を見てきましたので、今取り組んでいるスポーツの種類は違いますが、お父さんを追いかけているような気がします。 今年の夏頃、今回の話を聞きました。昨日まで1レース、1レース噛みしめるものがあったと思います。 次の人生も輝いてもらいたいと思います。これからも家族3人サポートしていきます。まずはゆっくり休んでください。お疲れ様でした」