ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ2024開催! 注目選手と見どころをご紹介【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
降雨の難戦を制してメジャー初優勝を果たした吉田優利。サロンパスカップの昨年のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!
5月2日(木)~5月5日(日)ワールドレディスサロンパスカップ2024
会場:茨城ゴルフ倶楽部 東コース/18ホール、6665ヤード、パー72) 賞金総額:1億2000万、優勝賞金:2400万円 今季公式競技初戦には120人が集結。22年大会覇者で昨年のメルセデス・ランキング1位に輝いた山下美夢有の他、昨季KLPGAツアーで3勝を挙げ、賞金ランキング1位に輝いたイ・イェウォンらが参戦する。
プレーバック2023
メジャー初優勝を果たした吉田優利。メジャー仕様のセッティングに加え、最終日は雨と強風が吹き難易度がさらに増した。16番パー4では2打目を右バンカーに入れるが、約3メートルの微妙なパーパットをねじ込んでしのいだ。今季から米ツアーを主戦場にする前年覇者の吉田優利はエントリーを見送っている(吉田は国際ツアー登録者のため前年優勝者の欠場による罰金は科されない)
プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手
「茨城GCは距離がある分フェアウェイが広いコースです。しかしグリーンが硬いため、ボールを止めるにはフェアウェイキープが第一条件になります。飛距離が出て、フェアウェイキープ上位者に注目するのがいいと思います。今回はシェブロン選手権から帰国した山下美夢有や米女子ツアーから一時帰国し参戦する勝みなみ、古江彩佳、西村優菜、サロンパスカップに思い入れのある青木瀬令奈が候補にあがります。その中で以下の3人に注目しました」(中村)
フジサンケイレディス2024で12アンダーで優勝を果たした竹田麗央
プロフィール 2021年「日本女子オープン」でローアマチュアを獲得し、同年11月のプロテストに合格した竹田麗央。叔母は1993、94年と賞金女王に輝いた平瀬真由美で、その影響から6歳でゴルフを始める。24年の「KKT杯バンテリンレディス」を制した翌週「フジサンケイレディス」も制し、史上4人目の初タイトルからの2連続優勝を果たした。目標とする選手は飛ばし屋で有名なダスティン・ジョンソンとローリー・マキロイ。 ドライビングディスタンス/FWキープ率/トータルドライビング(24年パナソニックオープンレディース終了時) ドライビングディスタンスは「258.56ヤード」と3位。フェアウェイキープ率は「56.8627%」で88位。飛距離と正確性を表すトータルドライビングは35位とまずまずの成績。 中村修からのコメント 球が高く硬いグリーンでも止められる選手です。バンテリンレディスやフジサンケイレディスでも持ち前の高さを活かした攻めが出来ていての優勝です。3週連続優勝はなりませんでしたが、パナソニックレディースの速いグリーンでもパッティングのタッチが合っていて5位タイの成績。好調キープしているので、初メジャーVは射手圏内だと思います。
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