西武一筋23年・ベテラン栗山巧が逆転2ラン!大矢氏「“若手も続いて来いよ!”というホームランだった」と大絶賛
西武は31日、日本ハムとの試合(ベルーナドーム)に2-1で逆転勝利。西武一筋23年・ベテランの一振りが試合を決めた。 先発の今井達也は6回まで粘りの投球でスコアボードに0を並べていくも迎えた7回、レイエス、郡司裕也の連打で一死一・三塁のピンチを背負うと、上川畑大悟にセーフティスクイズを決められ先制点を許してしまう。 粘投を続ける今井をなんとしても援護したい打線は8回、先頭・外崎修汰の二塁打をきっかけに二死三塁のチャンスを作ると、ここでベテラン・栗山巧が代打で登場。日本ハム3番手の河野竜生が投じた初球のストレートを完璧に捉え、ライトスタンドへ2ラン本塁打を放ち逆転に成功。ベテランの一振りで逆転勝利の西武は今井が今季7勝目を挙げ、9回を締めたアブレイユが22セーブ目をマークした。 逆転2ランを放った栗山巧について、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「40歳を超えて超ベテランの域に達した選手ですけども、若手に見せた一発ですよね」と話すと、「西武打線は3回までに初球の真っすぐを見逃した選手が10人中6人いたんですよ。栗山は代打で出て初球のストレートを振り切ったわけですけど、こういう姿勢を若手の選手は勉強してもらいたいですし、もっと打ち気でバッターボックスに入って欲しいと思います。なんかね、“若手も続いて来いよ!”というホームランだったと思います」とベテランの一振りを大絶賛。 同じく解説として番組に出演した齊藤明雄氏は「見事としか言えないですよね。ピッチャーからしたら『やってしまった』という感じだと思いますし、初球は見てくるだろうというところで、栗山がストレートを一発で仕留めた。さすがだなという感じですね」とこちらも手放しで称賛した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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