世界のドラゴンボールファンが鳥山先生に「元気をありがとう」SNSで大きくなる“感謝の元気玉”
『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』など大ヒット作で知られる漫画家・鳥山明さん(享年68歳)が、3月1日に急性硬膜下血腫で死去していたことが公式サイトで発表された。 漫画・アニメ界に多大な功績を残した、また後輩漫画家やクリエイターたちに大きな影響を与えた巨匠の訃報に、『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎氏をはじめとする同業者、また芸能界からも中川翔子らファンから追悼コメントが届けられている。 【写真】まるで本物!ネットユーザーが投稿した再現度高い「リアル元気玉」 1984年からジャンプで連載開始、1986年にフジテレビで放送スタートしたアニメが大人気となり、多くの子どもたちを夢中にさせたドラゴンボール。孫悟空ら個性的なキャラクターも人気となり、ゲームや玩具などの様々なコンテンツで展開。アニメ映画も21作品が公開され、2024年秋からは完全新作アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』も展開予定だ。 またコミックスは様々は言語で翻訳されて全世界累計2億6000万部超え、アニメも80カ国以上の国と地域で放送。2009年にはアメリカで実写版『DRAGONBALL EVOLUTION』も公開されるなど、日本だけでなく世界中の子どもやファンに愛される、日本を代表する漫画作品の一つとして数えられる。 他にも『ドラゴンクエスト』シリーズなどのゲームキャラクターデザインでも広く知られる鳥山さんだが、やはり世界中の老若男女が認知するドラゴンボールの影響力は大きい。 ドラゴンボールに触れたことがある子どもなら誰もが、1度は孫悟空の必殺技「かめはめ波」が出るのではないかと、こっそり練習した思い出があるのではないだろうか。 劇中では幾度とくピンチに陥りながらも決してあきらめない、常に前向きな姿勢で勝利を掴み取っていった孫悟空。そんな誰からも愛されたキャラクターにピッタリの必殺技が、「オラにほんのちょっとずつだけ元気をわけてくれ」とのセリフから生成される「元気玉」だ。