フジロックには「ノース」のマウンパと「サンローラン」の長靴! モデル菅野結以編
最後は、19年の石野卓球さん。レッドマーキーのトリでした。ライブは2時間ほど延長して、観客が疲れてどんどん脱落していく中、根性でついていきました。朝7時に終了したときには、完走した“同志”たちと肩を組んで健闘をたたえ合いました……。フジロックって“過酷さのその先”を見たくて行っているところがあると思っていて、それを象徴するライブでした」。
今年の注目アーティスト
「ノルウェー出身のガール・イン・レッド(girl in red)は、ぜひ見てみたいです!
それと、去年ルーキーアゴーゴーでパフォーマンスし、今年はジプシーアバロンに出演する北村蕗さんにも注目しています。北村さんはピアノ、ギター、ベース、フルートなど、たくさんの楽器を自ら演奏し、作詞・作曲も手掛けるマルチプレーヤー。透き通った声も魅力なんです」。
だからフジロックが好き♪ 憧れのフジロックで仕事できるなんて!
「私は12年にフジロックに初参加しました。そのときの感想は、“なんでこれまで来なかったんだ!?”。以来、どんなに忙しくてもフジロックの期間だけはスケジュールを空けています。
同時に『いつかフジロックで仕事したい!』と言い続けて、16年にトークショー『フジロックコンシェルジュ』のMCに選んでいただきました。『フジロックコンシェルジュ』は毎日のライブ終了後(深夜)にスタートするプログラムで、出演アーティストをゲストに迎えたり、翌日に見るべきステージやフジロックの楽しみ方についてトークしたりしています。
今年の注目アーティストとして挙げた北村蕗さんも去年、『フジロックコンシェルジュ』で推させてもらったんです。実は、私が同トークショーでプッシュすると“売れる”というジンクスがあるんですよ!」。
“7月の苗場”にしかないマジックを求めて
「私、“7月の苗場”にしかないマジックがあると信じています。
一面の緑の中で行われるイベントは大雨が降ったり、思い通りにいかないこともあるけど、それが自然相手ということなのかと。それに“ずぶぬれハイ”で踊ることで、新たな感覚が呼び覚まされるんです。