「自分の弱いところや悪いところが全部出た」江村美咲、涙こらえて敗戦受けとめる 金メダル候補の世界女王、3回戦敗退の大波乱… 女子サーブル個人【パリ五輪】
◆パリ五輪・フェンシング女子サーブル個人(29日、グランパレ) 金メダル候補の江村美咲(立飛ホールディングス)=大分市出身=が3回戦に臨み、韓国選手に7―15で敗れた。序盤から相手にリードを許す展開で、懸命な戦いを続けたが及ばなかった。 ■「ため息しか出ない」ゴールドヘア江村がエレガントな着こなし【写真】 江村は「結果はもちろん、自分のフェンシングを、応援してくださった方々にいい試合を届けたかったんですけど、今日は全然自分らしいフェンシングじゃなかった。自分の弱いところ、悪いところが逆に全部出てしまって、そこのコントロールが試合中にできなかった。自分の弱かったところ」と涙をこらえて懸命に話した。 初戦となった2回戦に登場したウクライナ選手を15―14で破った。序盤は0―4とされ首をかしげる場面もあったが、盛り返して最後は14―14から競り勝っていた。 【#OTTOパリ五輪情報】
西日本新聞社