【安田記念・厩舎直送】底力はメンバー屈指のステラヴェローチェ 横山典との再タッグで戴冠へ
[GⅠ安田記念=2024年6月2日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1600メートル] リステッド・大阪城Sを快勝して、前走のGⅠ大阪杯で差のない4着。ステラヴェローチェ(牡6・須貝)は脚部不安(右前脚浅屈腱炎)のため、2022年のGⅠドバイシーマクラシック9着後から約1年7か月もの長期にわたって戦線離脱を余儀なくされたが、近2走の走りを振り返れば本調子を取り戻してきたとみていいだろう。 山田助手は「状態に関しては特に心配なことはないですね。今回は輸送を考えて体を大きめに造っています。脚元に異常はありませんよ。大阪杯と変わらず、状態は高いレベルです」と胸を張って言い切る。 3歳時はGⅠ皐月賞、GⅠ日本ダービーがともに3着で、GⅠ菊花賞が4着。底力自体は今回のメンバーなら一枚上と言い切れる。今回は3度目のダービー制覇を成し遂げた横山典と再び(2021年2月GⅢ共同通信杯5着)、コンビを組む。 「典さんには2週続けて調教に乗ってもらっていますし『やっぱりいい馬だよね』と。どういう競馬をしてくれるのか、楽しみですね。コース、距離は問わない馬なので」と同助手は期待を込めた。
東スポ競馬編集部