川崎フロンターレは光州FCに0-1で敗戦。後半の決定機を決められず無得点…光州はJリーグ勢に2連勝を達成【ACLE】
川崎フロンターレは10月1日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第2戦でKリーグの光州FCと対戦した。第1戦で横浜・Fマリノスを相手に7-3と大勝した相手をホームに迎え入れた川崎は、家長昭博や小林悠、遠野大弥らがスタートから起用された。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25 序盤からボールを握ったのはアウェイの光州。川崎は奪ったボールもすぐに相手に回収されるなど、ボール支配はアウェイチームが圧倒した。 先に決定機を作ったのは、光州だった。11分にガブリエルが力強いドリブルで左サイドを突破し、グラウンダーのクロスをあげる。これをホ・ユルが合わせたが川崎のGKチョン・ソンリョンが防いだ。 そして21分、試合が動く。高井幸大のパスミスを奪われた流れから、キム ジンホにDFラインの裏を抜け出されると、対応したセサル・アイダルが倒してしまい、PKを献上。これをヤシル・アサニにきっちりと決められてしまい、光州が先制する。 反撃に出たい川崎は、小林や遠野が惜しいシュートを放つなど、チャンスを作り出したものの、得点は奪えない。前半終了間際にも、山本悠樹のスルーパスから瀬川祐輔がGKと一対一を迎えたが、これも相手GKに阻まれた。前半は光州1点リードで折り返す。 後半は、一点を追いかける川崎が試合を優位に進める。55分には、相手のビルドアップのミスを誘い、小林がゴールネットを揺らしたが、その前にプレッシャーをかけた橘田のファールを取られ、ゴールは取り消された。さらに攻勢を強める川崎は58分、ボックス内左で抜け出した遠野のクロスに瀬川が頭で合わせたが、これもネットを揺らすことができない。 76分には、途中出場の2人が決定機を作る。右サイドからのクロスをマルシ―ニョが、ヘディングでボックス内でフリーになっていたエリソンにボールを送る。あとは押し込むだけだったが、エリソンのシュートはポストに当たり、これもゴールとはならなかった。結局最後まで光州の牙城を崩せず、川崎は0-1で敗戦。ACLEの2戦目を落とした。 【得点者】 21分 0-1 ヤシル・アサニ(光州FC)
フットボールチャンネル編集部