朝来市の冬の味覚 「岩津ねぎ」販売解禁を前に収穫始まる/兵庫県
兵庫県朝来市の冬の味覚として知られる特産の「岩津ねぎ」の販売があさって解禁されるのを前に収穫作業が始まりました。
朝来市の岩津地区が発祥の「岩津ねぎ」は江戸時代に生野銀山で働く人々の冬場の栄養源とするために栽培が始まったとされ、甘さと柔らかさが特徴で11月下旬から3月下旬までの期間限定で販売されます。
朝来市では市内約30ヘクタールで200軒の農家が栽培していて収穫作業が進められています。 ことしは夏と秋に高温の日が続いた影響で生育がやや遅れ気味ですが、12月には太く育ったねぎが店に並ぶ見込みでこれからの季節にぴったりな鍋で甘さを味わうのがおすすめの食べ方だということです。 【朝来市岩津ねぎ生産組合 池本晃市組合長】 「鍋はもちろんですけど天ぷらにしたりお好み焼きのねぎ焼きが美味しいです。寒さが増していくほどどんどん甘みものっていくので解禁日だけでなくシーズンを通して皆さんに楽しんでいただけたらと思います」 岩津ねぎは11月23日から朝来市内の道の駅や直売所などで販売が開始されます。