全国高校ラグビー、高川学園が72度出場の古豪・秋田工に後半12分逆転トライも…決勝点許し初戦突破ならず
ラグビー・全国高校大会第1日(27日・大阪花園)――開幕し、1回戦9試合が行われた。伏見工を前身とする京都工学院(京都)が聖光学院(福島)に快勝し、現校名では初の花園勝利を挙げた。能登半島地震で被災した日本航空石川(石川)、ノーシードながら実力校の佐賀工(佐賀)と流通経大柏(千葉)、報徳学園(兵庫)も初戦突破。山梨学院(山梨)は大会初勝利。28日も1回戦10試合が行われる。 【写真】初戦を突破した佐賀工
秋田工35―29高川学園
2度目の花園となった高川学園(山口)が72度出場の古豪、秋田工(秋田)を追い詰めた。前半28分から3連続トライで4点差まで盛り返し、後半12分に自陣で奪ったボールをつないでWTB山下が俊足を飛ばして逆転のトライ。勝利が見えかけたが、同17分に隙を突かれて中央を突破され、決勝点を許した。前回大会に続く初戦突破はならず、主将のSO林は「ディフェンスの我慢勝負で甘さが出た」と悔やんだ。