今シーズン最も強い寒波が日本列島に襲来し日本海側を中心に大雪となっているところがあります。現在の石川県加賀市の様子を中継で伝えてもらいます。 　　　　　　◇ 私はいま、石川県加賀市の山中温泉という温泉街にきています。 現在も雪が降り続いていて、さらに時折風も強いので、体が芯から冷えるような厳しい寒さがあります。 私は午前中からこちらで取材を続けているんですけども、昼過ぎまでは晴れ間が見えることもあったんですね。 ただ、午後3時ごろから急に大粒の雪が降りまして、あっという間にあたりが真っ白になりました。 ――午後から一気に雪が降ったということですが、地元のみなさんへの影響は出ていますか？ はい、やはり温泉街ですので、お客さんが来ることができないんじゃないかと観光への心配をされている方が多くいらっしゃいました。 また、みなさん口をそろえて、「きょう降った雪は重い雪だ」と話されていたんですね。 雪を触ってみますと、午後に降った雪の下に、21日朝までに降ったべちゃっとした湿った雪が積もっているんです。 そのためか、頻繁に屋根の雪が落ちるのを見かけることが多かったんですね。 滑りやすくなっている可能性がありまして、こちらの土産店では、通行人の方がけがをしないように、「屋根雪に注意してください」という看板を出されたそうで、雪が頻繁に落ちているので、気をつけていきたいと話されていました。 22日にかけて21日以上に積もるんじゃないかと、みなさんこまめに雪かきをして備えたいと話していました。 石川県では能登北部に、既に大雪警報が発表されていて、さらに、22日にかけて警報の地域が拡大する恐れがあります。引き続き警戒が必要です。