鹿児島市「渋滞対策基本計画」 策定へ 市街地渋滞「全国ワースト1位」
鹿児島放送
市街地での道路の混雑割合が全国ワースト1位の鹿児島市。官民一体で、渋滞対策に本腰を入れようという動きが始まりました。 8日初会合が開かれた協議会は学識経験者や経済団体、国や県の担当者で構成されています。道路の渋滞は深刻な社会問題ですが、県内に約120ある渋滞箇所のうち9割が鹿児島市に集中しています。 さらに市街地の道路の混雑割合が鹿児島市は全国ワースト1位と、対策が急務です。物流や観光面での影響が大きく、経済的損失も大きいと指摘されていて、委員からは様々な意見が出されました。 協議会は鹿児島市の担当部局でつくる「委員会」とも連携して、来年3月末までに渋滞緩和に向けた具体的な計画をまとめることにしています。