「節約したい」と言うわりに、毎日会社にペットボトルの「お茶2本」を持って行く妻。お茶を作って水筒に入れて行けば節約できるのではないでしょうか?
ささいなことでも、毎日のように継続していれば大きな節約につながる可能性はあります。 例えば、毎日会社にペットボトルのお茶を持って行くのをやめて、自宅で作ったお茶を水筒に入れて持って行くようにすれば、節約になるでしょう。ただし、お茶を作ったり水筒を洗ったりする作業には手間がかかるため、どの程度の節約効果があるのか確認しておきたい人もいるかもしれません。 本記事では、ペットボトルのお茶を持参する場合の費用と自宅で作ったお茶を水筒に入れて持って行く場合の費用を比較するとともに、会社通いをするうえでできるそのほかの節約方法についてもご紹介します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
500ミリリットルのペットボトル2本を持参する場合の費用
まず、500ミリリットルのペットボトル入りのお茶を、2本持参すると仮定した場合の費用を計算してみましょう。お茶は買う場所やまとめ買いするかどうかなどによって価格が異なるため、いくつかのパターンで計算します。 【ネットスーパーで購入した1本73円(税込み)のお茶】 ●1日:146円 ●1週間のうち平日(5日):730円 ●1ヶ月のうち平日(20日):2920円 【コンビニで購入した1本127円(税込み)のお茶】 ●1日:254円 ●1週間のうち平日(5日):1270円 ●1ヶ月のうち平日(20日):5080円 【まとめ買いした1本あたり約59円(税込み)のお茶】 ●1日:約118円 ●1週間のうち平日(5日):約590円 ●1ヶ月のうち平日(20日):約2360円
水筒に1リットルのお茶を作って持参する場合の費用
次に、自宅で1リットルのお茶を作り、水筒に入れて持参する場合の費用を計算してみましょう。 今回は、20袋入りで397円(税込み)のティーバッグを使用してお茶を作ると想定して計算します。1袋で240ミリリットル分のお茶を作れるとして、1リットル分のお茶を作るのに4袋のティーバッグを使用することにしましょう。 ティーバッグ代だけで、1日約80円かかる計算になります。 これに、1日1リットルの水道代をプラスします。東京都水道局によると1リットルあたりの水道代単価の目安は0.24円なので、ティーバッグ代とあわせて80.24円です。平日のみだと、1週間(5日)に約401円、1ヶ月(20日)に約1605円かかることになります。 ペットボトルのお茶を購入する場合と比較すると、まとめ買いで安いお茶を購入できたとしても、1ヶ月で700円以上の節約になるでしょう。