K-ファッションブランド14社が大阪・梅田でポップアップ…韓国・新世界の輸出支援プラットフォームが展開
【10月21日 KOREA WAVE】韓国・新世界(シンセゲ)百貨店は20日、K-ファッション海外進出支援プラットフォームである「新世界ハイパーグラウンド」(旧・K-ファッション82)が、大阪・梅田の阪急百貨店・阪急うめだ本店でK-ファッションポップアッププロジェクトを展開すると明らかにした。 新世界ハイパーグラウンドが14の韓国国内ファッションブランドとともに開く今回のポップアップは、阪急うめだ本店3階で12月31日まで11週間続く。デザイナーカバンブランド「カーリン(CARLYN)」を手始めにユニセックスカジュアルブランド「レストアンドレクリエーション」、デザイナー女性服ブランド「ダイアグナル」などが現地顧客の前にお目見えする。 新世界ハイパーグラウンドは新世界百貨店が昨年、業界で初めて作ったK-ファッション輸出支援B2B(企業間取引)プラットフォームである「K-ファッション82」の新たな名前だ。オンライン卸売チャンネルを運営し、国内新生・中小ファッションブランドと海外バイヤーを連結し、オフラインで契約・通関・物流など厳しい輸出手続きを代行する役割を果たしている。 今回のポップアッププロジェクトは、海外市場を多角的に攻略するための努力の一環だ。これまではブランドとバイヤーのB2Bをつなぐ役割に集中していたが、今度は現地の消費者に直接、K-ファッションブランドを紹介し、認知度と親密度を高めることを目標にしている。ポップアップを通じてブランドの市場潜在力を見極めることができ、今後の輸出販路開拓にも役立つものと見られる。 新世界ハイパーグラウンドは韓国ファッションブランドの日本進出を支援する「MXN JAPAN」(本社・東京都品川区)とともに、阪急梅田本店との短期取引契約から物流と店舗運営など全過程を総括する。各ブランドの複雑な実務と費用に対する負担を減らし、商品だけに集中できるよう後押しするものだ。 新世界百貨店ファッションプラットフォームチーム長のキム・チャンロク氏は「新世界ハイパーグラウンドがK-ファッションブランドと世界市場を連結する橋頭堡として注目されている。来年は米国と欧州など広い市場でポップアッププロジェクトを推進しグローバル消費者と接点を広げていく」と話している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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