ジャッジが中継内で「信じられない」と称賛した直後に…大谷翔平が“球宴初アーチ” 米記者反響「過去最高のMic'd Upモーメントだ」
“すごいタイミング”での先制アーチだった。 現地7月16日、MLBオールスターゲームがテキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行なわれた。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、ナ・リーグの「2番・DH」として先発出場すると、3回の第2打席で先制3ランをマークした。日本人選手が球宴で柵越えを記録するのは、2007年のイチロー氏(シアトル・マリナーズ)のランニング本塁打以来だ。 【動画】大谷翔平のアーチを見届け、唖然とするジャッジとソト この回、外野守備につきながら米スポーツ専門局『Fox Sports』の中継インタビューに応じていたのが、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジとフアン・ソトだった。なかでも前半戦でメジャートップ34本塁打の怪物ジャッジは、ライバル大谷の印象を問われ、次のように回答しているところだった。 「信じられない。毎年毎年、彼が何をしているか知っているか? 今年はトミー・ジョン手術から回復して打率.316、30本塁打だ。ただただ信じられない」 その直後に大谷は、ボストン・レッドソックスの右腕タナー・ハウクが投じた低めのスプリットを強振。これが時速103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)を計測する右翼スタンドへの一発となり、中継カメラには、唖然とした表情を浮かべるソトとジャッジの姿が抜かれていた。 同シーンを受け、米紙『New York Daily News』のゲイリー・フィリップス記者は、「オオタニがジャッジから『信じられない』と評された直後に先制打」と自身のXで速報。『KPRC』でレポーターを務めるチャンセラー・ジョンソン氏も、「過去最高のMic'd Up(選手が小型マイクを仕込み、試合中に中継とつながる企画)モーメントだ」と反応した。 なお、この試合はナ・リーグが3対5で逆転負け。2年ぶりの敗北を喫している。 構成●THE DIGEST編集部
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