時代を超えた名作に新色登場! ブルーダイヤルで魅せるIWC「インヂュニア・オートマティック40」の新しい姿とは
●半世紀以上の歳月をかけて進化を遂げた「インヂュニア」コレクション
1868年にアメリカ人時計技師フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズにより、スイス北東部シャフハウゼンに設立されたIWCシャフハウゼン。 【画像】ブルーの輝きで生まれ変わるインヂュニアを画像で見る(11枚) スイスならではの優れた時計製造技術とアメリカの近代的な生産技術の融合によって、高品質な時計を世界中に届けるというビジョンは、当時としてはかなり先進的なもの。工業化をいち早く取り入れた生産方式は多くの注目を集めました。
150年を超える長い歴史の中で高品質なパイロットウォッチやダイバーズウォッチなど、プロフェッショナルの高い要求に応える高機能モデルを次々と世に送り出してきましたが、中でも近年世界的に名を馳せたのが、2023年にリバイバルを遂げたラグジュアリースポーツの最右翼「インヂュニア・オートマティック 40」です。 元々はエンジニアや科学者に向けた民生用耐磁時計「インヂュニア」(1955年)をルーツとしたコレクションですが、その方向性は1970年代以降、ひとりの天才デザイナーの手により大きく転換。 天才ジェラルド・ジェンタにより、5本のビスと一体型ブレスレットを特徴とするエレガントなタイムピースへと生まれ変わった「インヂュニアSL」(1976年)は、優美なデザインと高い機能性でラグジュアリースポーツウォッチの新境地を切り開きました。 そんな名作の遺伝子を受け継ぎつつ、現代の技術を駆使して誕生したのが、2023年発表の「インヂュニア・オートマティック40」。伝説的なラグジュアリースポーツの復活とあって世界的にヒットした大人気モデルに、この冬は待望の新色が追加され、新たな話題を呼んでいます。
●新色ブルーの登場でいや増す「インヂュニア・オートマティック40」の魅力
ここであらためて「インヂュニア・オートマティック40」の魅力を紹介しましょう。 このモデルは、5本のビスが穿たれた丸型ベゼル、ケース一体型のH型リンクブレスレットなど、連綿と受け継がれてきたデザインコードにを踏襲しつつ、機能や性能において随所に現代的なアップデートを施しているのが大きな特徴。 ラグジュアリーな存在感を演出するダイヤルのグリッド模様は「インヂュニアSL」からインスピレーションを得たものですが、3時位置に備えたリューズガードは直近の2013年モデルを受け継ぐなど、過去の先輩モデルたちの優れた要素をふんだんに取り入れた完成度の高いデザインとなっています。