川崎Fが家長昭博の2得点で名古屋を下す!東京Vが木村&染野の活躍で札幌との撃ち合い制す! | 6月2日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】2日、明治安田J1リーグ第17節、J2リーグ第18節、J3リーグ第15節の計20試合が行われた。 ●鹿島アントラーズ×横浜F・マリノス|ハイライト
J1は3試合が行われた。 東京ヴェルディと北海道コンサドーレ札幌の一戦は、激しい撃ち合いとなった。東京Vが10分にFW木村勇太がPKを沈めてリードした前半は、札幌も20分にMF荒野拓馬のゴールで食い下がったが、32分には中盤でボールを奪ったMF森田晃樹のラストパスに抜け出したFW染野唯月のゴールで再び勝ち越すと、前半終盤にはMF見木友哉が放ったシュートがポストに当たって、ゴールカバーに入ったDF中村桐耶に当たってゴールイン。東京Vがオウンゴールで2点差に広げた。 後半開始早々にCKからMF近藤友喜のゴールで札幌に1点差と詰め寄られたが、59分に木村、78分に染野と二人のストライカーの2得点ずつを奪う活躍で大量5得点。終了間際にMF原康介のゴールを許したが、東京Vが連勝を飾っている。 雷雨の影響でキックオフが遅れた川崎フロンターレと名古屋グランパスの一戦は、川崎Fが6分にCKからMF家長昭博のダイビングヘッドで先制すると、18分には名古屋の最終ラインに前線からプレッシャーを仕掛け、相手のミスを誘った家長がボールを奪い、GKランゲラックを冷静に交わし、無人のゴールへ流し込む。川崎Fが41番の活躍で前半を2点のリードで折り返した。 2点リードの川崎Fが後半も貪欲に3点目を狙いにいくが、FWバフェティンビ・ゴミスが2度ゴールネットを揺らしたものの、どちらもオフサイドに。一方の名古屋もなかなか決定機をゴールに結びつけられない。特にDFハ・チャンレのゴールで一点を返した後に決定機を作ったが、土壇場で追いつくことはできなかった。4試合ぶりの勝ち点3を手にした川崎Fに軍配が上がっている。 雨の影響でピッチコンディションが悪い中で行われた柏レイソルとアビスパ福岡の一戦は、右サイドからのアーリークロスをDF関根大輝がクリアしたボールがクロスに飛び込んだFW佐藤凌我に当たり、跳ね返ったボールが再び関根に当たってゴールイン。オウンゴールで先制した福岡が39分にはFKからDF小田逸稀がニアで合わせて2点リード。後半は柏が押し込み続けたが、途中からピッチに入ったFW木下康介のヘディングがバーに嫌われるなど、無得点のままタイムアップ。福岡が連勝を飾っている。 6試合を開催したJ2では、上位2チームの明暗が分かれた。首位に立つ清水エスパルスは、レノファ山口FCの敵地に乗り込んだが、前半に2失点して苦しい展開に。後半は攻勢を強めたが、山口の硬い守備を最後までこじ開けられず、2試合ぶりの黒星となった。一方で2位のV・ファーレン長崎は、開始早々にFWエジガル・ジュニオのゴールで先制して幸先良いスタートを切ったが、後半に2失点を喫して逆転。だが、その2分後にエジガル・ジュニオの2点目ですぐに追いつくと、後半アディショナルタイムにFWフアンマ・デルガドの劇的ゴールで逆転。土壇場で意地を見せた長崎がシーソーゲームを制し、清水との勝ち点差を「1」とした。 その他、ベガルタ仙台がMFオナイウ情滋の決勝ゴールでいわきFCを下して4位に浮上し、栃木SCとロアッソ熊本の”下位対決”は、逆転勝ちを収めた熊本に軍配が上がっている。 J3は8試合が開催。FC琉球は、J3得点ランキングトップのFW白井陽斗のゴールで先制し、その5分後には追加点を奪ったが、後半に2点差を追いつかれ、勝ち切れず4位に後退。アスルクラロ沼津が1点差を逃げ切って6試合ぶりの勝利を飾り、2位に浮上している。SC相模原は終盤の2得点で逆転勝ちで6試合負けなし。ツエーゲン金沢は2点差を追いつかれた末のドローで無敗を「10」に伸ばしている。