43歳MF山瀬功治、山口を契約満了で退団決定。今後の去就は「最後までプレーする機会を模索した上で…」
浦和、横浜FMで活躍
レノファ山口FCは17日、2024シーズン限りでMF山瀬功治が契約満了となったことを発表した。 J1昇格プレーオフ進出を勝ち取った4チームは? 43歳の山瀬は北海道コンサドーレ札幌でプロキャリアをスタート。その後、浦和レッズや横浜F・マリノス、川崎フロンターレなどで活躍。J1通算288試合に出場し、58ゴールを記録した。京都サンガFC、アビスパ福岡、愛媛FCを経て、2022年に山口へと加入していた。 1年目は主力としてJ2リーグ戦34試合に出場、しかし、2年目は14試合の出場にとどまると、今季も2試合の出場で25年連続ゴールを逃していた。契約満了に際して以下のようにコメントしている。 「3年間、応援して下さったサポーターの皆様ありがとうございます。皆様のおかげで、月日があっという間に感じてしまう程、この山口の地で非常に充実した毎日を送る事ができました。3年前、レノファが40歳の自分に選手としてプレーする機会を与えてくれたからこそ、昨年、Jリーグ連続ゴール記録トップタイの24年連続ゴールを達成する事ができました」 「残念ながら、記録更新となる25年連続ゴールは叶いませんでしたが、それでも皆様と共に積み上げた2年間のゴールがあったからこそ、辿り着いたこの記録は、僕にとって生涯忘れることの無い宝物です。チームから契約満了の意向を伝えられたのは、9月の上旬。そこから、2ヶ月程この先の進退を考えてきました。現役生活をどの様に締めくくるかは人それぞれの形があり、どれもが正解だと思いますが、これまで、少しでも長く選手を続ける事を望んできた自分にとっては、最後までプレーする機会を模索した上で、必要とされなくなったら身を引く、というのが一番自分らしい形なのではないかと感じています」 「不器用ながらも僕が生涯サッカーに携わる事は間違いありません。山口で皆様と繋がったご縁によって、またいつの日か再会する日が来ることを心より楽しみにしています。レノファ山口FCに関わる全ての皆様、3年間本当にありがとうございました」