前年王者メドベージェフ 疲労&負傷で無念の欠場「回復していない」<男子テニス>
ABNアムロ世界テニス・トーナメント
男子テニスで世界ランク3位のD・メドベージェフが5日、12日に開幕するABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)を疲労の蓄積と右足の負傷により欠場すると発表した。 【ダニエル 太郎vsレスティエンヌ 1ポイント速報】 メドベージェフは昨年の同大会でA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)やF・オジェ アリアシム(カナダ)、G・ディミトロフ(ブルガリア)、J・シナー(イタリア)らを下し優勝を飾っており、今大会は「500ポイント」の防衛がかかった重要な一戦だったが、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の疲労を考慮し、欠場を決断した。 全豪オープンでは決勝まで駒を進めたものの、シナーに2セットアップから逆転負けを喫し準優勝に。大会を通して24時間17分をコートで過ごした。 「残念ながら、ロッテルダムは欠場しなければならない。オーストラリアでの信じられないほどタフで長い試合の後、僕の体(特に右足)は、タイトルを守るためにプレーするほど回復していないんだ。ロッテルダムでプレーするのは大好きだし、この大会には長い歴史があるから、2025年に戻ってくるのを楽しみにしているよ」 メドベージェフが不在となった第1シードにはシナーが入ることが決定。そのほかではA・ルブレフ、H・ルーネ(デンマーク)、H・フルカチュ(ポーランド)らが出場を予定している。