クラシコでバルセロナに大敗したレアル、現地メディアは「サイクルの変化」と両チームの力関係が入れ替わったことを指摘
スペインのラ・リーガ第11節、レアル・マドリード対バルセロナの試合が現地時間26日にサンティアゴ・ベルナベウで行われた。試合は4-0でバルセロナが勝利している。スペインメディア『as』は、昨年度王者のマドリーと2位のバルサの力関係が入れ替わったことを示す一戦だったと報じていた。 世界中が注目しているビッグマッチ、エル・クラシコは昨年度リーグ王者のマドリーが大差で敗れるという結果に終わった。54分にエースストライカーFWロベルト・レヴァンドフスキのゴールで先制したバルサは、その直後に同選手が追加点を決める。勢いに乗ったアウェイチームは、77分にFWラミン・ヤマル、84分に今季絶好調のハフィーニャが次々とゴールを決めて、宿敵のホームスタジアムで白星をあげた。 同メディアは、「ハンジ・フリック新監督の登場によって、バルサには偉大さが戻った」と前置きし、「彼の計画とチームは、あらゆる面でマドリーを上回っている。彼らのCBはレヴァンドフスキに対峙して打ち負かされた。キリアン・エムバペは、オフサイドの罠に引っかかりチャンスをものにすることができなかった」と、攻守両面において新指揮官の下で好調を維持しているバルセロナが上回っていたことを強調している。 そして、「レヴァンドフスキの2ゴールはマドリーを崩壊させた」と前置きし、「ヤマルとハフィーニャはサイクルの変化を示す試合で勝利を飾った」と、昨年度のリーグ王者、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の覇者でもあるマドリーと、昨季リーグ2位でCLはベスト8で敗退したバルセロナの力関係が入れ替わることを示す、大きな意味を持つ試合だったと指摘していた。
フットボールチャンネル編集部