【宝塚記念馬体診断】ベラジオオペラ
「宝塚記念・G1」(6月23日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真集】初夏のGP・宝塚記念出走馬の馬体をチェック 【ベラジオオペラ A】 大阪杯では2番手追走から押し切ってG1初Vを決めた。うっすらとあばらが見えているように、約3カ月ぶりでも一切太め感はない。体長と体高のバランスから芝の中距離はぴったりで、芝2200メートルはベストと言えそうだ。前走時には血管が浮き出ていなかったが、今回は前腕部と下腿にしっかりと見えている。前走時と比べると皮膚が薄くなった印象だ。光量の関係もあるが、毛ヅヤがピカピカに輝いている。体調としては前走時よりも良化していると考えていいだろう。(馬サブロー栗東・竹原伸介) 〈1週前追い切り診断〉上村師を背に朝一番の栗東CWで追い切り、6F81秒5-10秒8(一杯)をマーク。サヴァ(6歳オープン)を追走する形でスタートし、直線に入ると内から鋭く伸びて抜け出し、最後は2馬身半差をつけた。ラスト1Fはこの日の最速タイ。追われてからの動きは鋭く、大一番に向けて文句なしの態勢だ。