クリッパーズのジェームズ・ハーデンが通算3ポイント成功数で歴代2位に浮上
ロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンが、日本時間11月18日(現地17日)に行なわれたユタ・ジャズ戦で、通算3ポイント成功数でレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)を抜いて歴代2位に浮上した。ハーデンはこの試合で2本の3ポイントを沈め、20点、6リバウンド、11アシストを記録し、チームを116-105の勝利に導いた。 第1クォーター残り6分9秒に決めた3ポイントで歴代2位となったハーデンは、「信じられないような偉業」と語った。 「自分がどれだけ努力してきたかの証。年を経て、信じられないようなキャリアを少しずつ積み重ねていくうちに、そのようなことを成し遂げられるようになる。だから、こうしたことを当たり前と思いたくない。プロバスケであれ何であれ、夢を追いかけている若者や他のすべての人たちにモチベーションを与えたいだけ。だから光栄だよ」 なお、歴代1位は2009年ドラフト組の同期であるステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)だが、ハーデンとは約800本もの差がある。そのためハーデンも、「自分はこのリーグで最も自信がある選手の1人だ。だけどステフ(の数字)は捉えられないだろう」とコメントしている。 またオクラホマシティ・サンダーでのキャリア初期をともに過ごしたケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)、ラッセル・ウェストブルック(現デンバー・ナゲッツ)について問われたハーデンは、「彼らは青写真を描いてくれた」と、現在の成功につながるきっかけとなったことを感謝した。 「サンダーに加わった時、彼らはすでにこのリーグでプロになるための青写真を描いていたからね。その時から自分にとっては居心地が良かったし、自信もあった。その後ヒューストンにトレードされた時も自分は成功すると確信していた。若くして仕事への取り組み方を学んだんだ。だからKD、ラス、そしてオクラホマシティの組織が自分の土台を作ってくれたことに感謝している」 なお、クリッパーズはデュラントからのビデオメッセージを公開。その中でデュラントは、「君の努力は報われた。君のプレイは世界中の人々に勇気を与えている。君は偉大なチームメイトであり、偉大な友人だ」とハーデンの偉業を祝福していた。
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