シーズン最終戦を終え、あいさつする小久保監督（中央）（撮影・星野楽）

　◆ソフトバンク1―0ロッテ（4日、みずほペイペイドーム） 　ソフトバンクの小久保裕紀監督がタイトル争いを繰り広げる選手への「愛あるゲキ」を送りつつ、ファンへ異例のエールを呼びかけた。。 ■柳田が試合前に笑顔で話すのは平成唯一の三冠王【写真】 　レギュラーシーズン最終戦となったロッテ戦後に最終戦セレモニーが行われ、小久保監督はファンの前であいさつ。「パシフィック・リーグの全日程が終了していませんが、暫定ではありますが、わがホークスから数名のタイトルホルダーが生まれそうです」と報告した。 　小久保監督は1人ずつ紹介する形で、最初に最優秀防御率を争うモイネロを挙げた。「ただ、これは（オリックスの）宮城が抜く可能性があります。（6日の）楽天戦、楽天が2点奪えばモイネロが1位。宮城が打たれることではなく楽天打線を応援してください」とファンへ呼びかけた。 　続けて最多勝争いを繰り広げる有原航平に触れ、首位打者と最高出塁率の近藤健介、本塁打と打点の山川穂高らタイトルを決定的にしている選手にも言及。その上で「あとは周東佑京。41盗塁。これもおそらく間違いない。ただ佑京の能力からして（59盗塁のドジャース）大谷翔平より少ないのは監督として納得していません。あと、タイトル争いにぜひ加わると優勝記者会見で豪語した栗原は二塁打王になりましたが、本当のタイトルではありません。来年頑張ってもらいます」とファンの笑いを誘った。 【#OTTOホークス情報】