阪神・藤川球児監督が新人合同自主トレ視察 春季Cへの助走期間「『のんびりいこうよ』というところですかね」
阪神の新人合同自主トレが8日、鳴尾浜球場でスタートし、藤川球児監督(44)が視察した。 【写真】グラウンド入りする新人選手ら 「『寒いのにご苦労さま』というところで、僕たちもここ(鳴尾浜)でスタートしたんですけど、(彼らは)鳴尾浜の最終生になりますけど、来年からは新しい室内もあるのに、いまが最後で寒いから、とにかく気を付けてほしいという、それがまず一番最初に考えたこと、それが最初でした」 冷たい風が吹き、気温も5度と厳しい環境での一歩となった中、藤川監督は訓示でケガに注意することや、プロでの練習に慣れていってほしいという思いなどを伝えた。9選手の動きも確認し、壇上で並んだ12月上旬の新入団選手発表会と比べても、D4位・町田(BCL埼玉)を筆頭に体の仕上がりなどを感じたという。 2月1日から始まる春季キャンプを前に助走期間ともなるこの約1カ月については「とにかく健康で2月に会いましょう、と。ここでいくら力んでも一緒なので。特に今朝丸くん(D2位・報徳学園高)なんかは高卒ですから。まだまだ体ができあがっていないので、ゆっくりと足慣らし、場ならしでいいんじゃないか、というところで。一応、2月が野球選手にとってのお正月になりますから『のんびりいこうよ』というところですかね」と、足元を見つめながら準備を進める日々にしてくれることを願った。