【生姜焼きアレンジレシピ】 さっぱり「梅生姜焼きのっけ丼」 隠し味の梅干しで味が引き締まる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.264 梅しょうが焼きのっけ丼
生姜焼きを作ると、「あー、生姜焼きってほんとお肉が柔らかくなるなあ」と毎回感心します。生姜とお酒のパワーらしいですが、今回はさらに“お肉柔らか酵素”を持つ玉ねぎももみ込んで。おそらくさらに柔らかくなったかと。 隠し味に梅干しを1個。ほどよい酸味と塩分で味が引き締まって、ごはんに合いますよ。 ■材料(1人分) ・豚ロース薄切り肉:150g ・赤玉ねぎ(または玉ねぎ):1/4個 ・アスパラガス:1本 ・ごはん:適量 A ・醬油:大さじ1 ・みりん、酒:各大さじ1/2 ・生姜すりおろし:1/2片 ・梅干し(種をはずしてたたく):1個 ・米油:大さじ1/2 ■作り方 (1) 玉ねぎは5ミリ幅に切る。豚ロース肉と玉ねぎはAでよくもむ。アスパラはがくを外し、斜めに4~5等分する。 (2) フライパンに油を入れて強めの中火で熱し、アスパラを炒める。続けて(1)を入れて3分ほど豚肉の色が変わるまで炒める。ごはんにのっけて食べる。 玉ねぎは梅干し効果で赤くなったのではなく、たまたまあった赤玉ねぎを使ったからですのでお間違いなきよう……。普通の玉ねぎで大丈夫です。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ