【広島】新井貴浩監督「辛抱して、我慢して」12球団ワースト得点力で単独最下位に再転落/一問一答
◆JERAセ・リーグ 巨人2―1広島(14日・東京ドーム) 広島は、接戦を落として今季2度目の同一カード3連敗を喫した。今季ワースト更新の借金4は、昨年の開幕4連敗以来、新井監督の政権下ではワーストタイ。9日以来となる単独最下位に転落した。 3回に三塁内野安打で出塁した先頭・矢野が犠打で二進後、三盗を成功させ、野間の一ゴロの間に本塁生還。だが、直後の3回、先発・ハッチが1死から9番・高橋礼に遊撃内野安打を許し、続く萩尾に逆転2ランを被弾。そのまま1点差を逃げ切られ、3戦連続の逆転負けとなった。 この日、打線は初対戦となった巨人先発のアンダースロー右腕・高橋礼に苦戦するなど、今季最少タイ3安打で奪ったのは1点だけ。セ・リーグ5球団との戦いが一巡したが、1試合平均2・21得点(14戦31得点)は12球団ワーストと貧打は深刻だ。 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―ハッチは6回2失点という結果だった。 「しっかりゲームをつくってくれたし、ナイスピッチングだったと思います」 ―1点ビハインドの6回先頭の打席も代打ではなく、続投だった 「良かったし、球数的にもまだいけたので」 ―打線 「援護してあげたかったけどね。(高橋礼は)なかなか点を取られていないピッチャー。また次回、援護してあげられるようにやっていきたいです」 ―高橋礼は普段対戦しないタイプ 「結構、適度に荒れていたので、絞りづらかったというのはあるかもしれない」 ―3回は足を絡めた攻撃で1点を奪った 「事前に準備はしていたし、矢野もよく行ってくれた(三盗)と思うし、ヒット1本で1点。先制点に関しては良い攻撃ができたと思います」 ―打線は得点力不足に苦しんでいる。状態をどう見ているか 「うーん…まあこれは、我慢して辛抱して状態を上げていくことかな。各自がね」 ―矢野は2戦連続スタメンで打撃でも結果を残している 「今日のバッティングもそうだけど、彼の守備はスペシャルだし、走塁も意欲を持って次の塁を狙うので、相手からしたらすごく嫌な存在になってきつつあると思う。彼の頑張りがあって、今はショートで出ているということかな」
報知新聞社