発酵食品の魅力発信 福島県郡山市で「まつり」 東北初のウイスキーイベントも同時開催
「こおりやま発酵まつり」は27日、福島県郡山市のホテルハマツで開かれ、発酵食品の魅力を発信した。 市、郡山商工会議所などでつくる実行委員会の主催。市内やこおりやま広域圏の約40事業者がパンやみそ、酒、納豆、紅茶などを展示、販売した。 ハンガリーやインドなどの発酵料理の紹介、日本発酵文化の藤本倫子さんらによる発酵食品に関するセミナーを催した。市内の宝来屋本店の社員が講師を務めたみそ作り体験では、親子が力を合わせて仕込んでいた。 東北初のウイスキーイベント「ウイスキーコレクション郡山」を同時開催した。全国から約40の蒸留所などが出展し、多くのファンが多様な香りや味わいを楽しんだ。クラフトウイスキーの第一人者である秩父蒸溜所の肥土伊知郎社長と、地元の安積蒸溜所(笹の川酒造)の山口哲蔵社長のトークショーなどを繰り広げた。