サンタ120人がSUPに乗って水上散歩 横浜・みなとみらいでクリスマス気分を盛り上げ
クリスマスを3日後に控えた22日、横浜・みなとみらい地区で、SUP(スタンドアップパドルボード)などを楽しむイベント「YOKOHAMA SUP SANTA CRUISE 2024」が開催された。冬空の下、サンタクロースの衣装を着た約120人の参加者が、横浜市中区の大岡川河口付近からみなとみらい地区まで往復約3キロをクルージング。川辺を歩く人たちに「メリークリスマス!」などと声をかけ、クリスマス気分を盛り上げた。 イベントは2013年にスタートし、今年で12回目。主催する「横浜SUP倶楽部」が、水辺の清掃活動やマリンスポーツの安全啓発について幅広く伝え、SUPの楽しさを広めようと取り組んできた。最初の年はたった2人で始めたが、回を重ねるごとに増え、今では県外から参加する人もいるという。 横浜SUP倶楽部の柿沢寛代表(60)は、「風が少し強かったが、みんなそろってパレードすることができてよかった」。神奈川県葉山町から参加した橋本紅白(くじら)さん(15)は「横浜の街を川から見上げるのは新鮮だった。また来年も参加したい」と笑顔を見せた。(文・写真 酒井真大)