アデル、米ラスベガスの定期公演で小さなそっくりさんと対面「素敵なドレスだね」
アデルは、米ラスベガスのコロシアム・アット・シーザーズ・パレスで行っている【ウィークエンズ・ウィズ・アデル】定期公演の際、客席を歩き回ってファンに挨拶をするのを習慣にしてきた。しかし、先週末の公演で、彼女の目を引いたのは、客席にいた自身の産婦人科医や赤ちゃんの性別発表を手伝ってほしいカップル、または米TVシリーズ『フレンズ』で知られる俳優の故マシュー・ペリーへの追悼ではなく、自分にそっくりな衣装を身にまとった小さな女の子だった。 アレクサンドラ・アルゲリョという名の母親が、現地時間6月16日に自身のインスタグラムにアデルとの可愛らしいやりとりの映像を投稿した。その映像では、アデルが「When We Were Young」を披露している最中に一時停止し、ヴァレンティーナという名の小さな女の子に特別な注意を向けた、一生に一度の瞬間を記録している。ヴァレンティーナは、アデルの代表的な衣装にそっくりなドレスを着ており、アデルはそれを見逃さなかった。 「アデルは“ミニ・アデル”に会うために立ち止まりました。言うまでもなく、ヴァレンティーナと私の夢が叶いました! 私たち2人にとって忘れられない夜です」とアルゲリョは書き込んだ。この投稿に添えられた心温まる可愛らしい映像には、アデルが「When We Were Young」を歌いながら会場の中を進んでいく様子が映っており、ヴァレンティーナは肩に大きな白いリボンのついた黒いドレスを着て、アデルが自分の席まで来るのを辛抱強く待っている。 アデルは自分の小さなそっくりさんを見つけるとた、とても驚いた顔をし、大きく微笑みかけた。そして、「You look like a movie/You sound like a song」と歌いながらかがんで、少しの間歌唱を中断し会話をした。「こんにちは……素敵なドレスだね」とアデルは言いながら、会話の合間に歌い続けた。そして、アデルはヴァレンティーナに振り向いてもらい、一緒に写真を撮ってもらうという最高のファンサービスをプレゼントした。 アルゲリョは別の映像で、アデルが2021年にレイカーズのスター選手、アンソニー・デイビスの結婚式で着用した特注の黒と白のスキャパレリのガウンのミニサイズを、ラスベガスの公演が始まる48時間以内に作ってくれた祖母に感謝している。 アデルが次にラスベガス定期公演を行っているコロシアムのステージに戻るのは10月25日となる。その間、彼女はドイツ・ミュンヘンの80,000人を収容する特設会場で現地時間8月2日、3日、9日、10日、14日、16日、23日、24日、30日、31日に連続して公演を行う予定だ。