北九州下関フェニックスが乱打戦を制し2024シーズン開幕戦を勝利で飾る!
3月16日(土) ヤマエグループ九州アジアリーグ試合結果 北九州下関フェニックス 8 対 6 大分B-リングス ■〝ハマの史上最強助っ人〟が監督なのに鬼トレ!?【動画】 〇 大山 ● 西森 S 中村総 H 木戸、山本(以上大分) 北九州下関フェニックスと大分B-リングス両チームの2024シーズンが3月16日、北九州市民球場で開幕した。 開幕投手は北九州・荒巻、大分・辻と昨シーズンも先発投手として活躍した実績十分の2人。投手戦が予想されたが初回から点を取り合う展開となった。 大分は初回、先頭の新太郎が四球で出塁すると1死後に3番川原の打球を北九州下関の三塁手漁野が後逸し、1死1.2塁とすると4番水本がライト前にタイムリーヒットを放ち先制。続く岩下もタイムリーを放ち2点を先制する。 その裏、北九州下関も2死から3番平間がヒットで出塁し、盗塁を成功すると4番和希がライト前へのタイムリーを放ち1点を返す。 しかし2回表に大分は先頭小田が四球で出塁し、9番中野の犠打で2塁に進むと2死後に2番久保田がタイムリーを放ち点差を2点に戻す。 差を広げられた北九州下関は2回裏、先頭漁野ヒットで出塁すると続く河野も二塁打で続き無死2.3塁とすると1番中田がタイムリーで1点を返すと、3番平間の併殺崩れの間に同点に追いつく。 ただなかなか試合は落ち着かない。先頭水本がセンターのフェンス直撃の2塁打で出塁。続く岩下もレフト前ヒットで無死1.3塁とすると6番レナードがタイムリーを放ち1点を勝ち越す。1死後四球で満塁となったところで北九州下関は荒巻を諦め2番手伊藤を送る。しかしここで伊藤は痛恨のワイルドピッチで大分は1点を追加し、再び2点差とする。さらに2死満塁とするもここは伊藤が踏ん張る。 3回裏北九州下関は先頭薮がヒットで出塁。1死後に暴投で2塁へ進むと8番漁野がライトへのタイムリーツーベースを放ち1点を返す。一気に追いつきたい北九州下関であったがここは辻が後続を抑え同点に追いつかせない。 4回表は続投した伊藤が三者凡退として、この試合初めてスコアボードに0が入る。 すると4回裏先頭吉岡が四球で出塁すると、3番平間がライトスタンドへツーランホームランを放ち逆転。この試合初めて北九州下関がリードを奪う。 しかし5回表この回も続投した伊藤が2つの四球と内野安打で無死満塁とすると、9番中野がライト前にタイムリーを放ち同点。なおも無死満塁で勝ち越しのチャンスで1番に回るも伊藤が粘り勝ち越しは許さない。 ここからは大分も継投に入り、5回は木戸、6.7回は山本が無失点、北九州下関も3番手大山が6.7.8回を無失点の抑え試合を落ち着かせる。 勝ち越したい北九州下関は8回裏に1死から9番河野が二塁打で出塁すると1番中田のセカンドゴロの間に3塁へと進み2死3塁のチャンスを作る。ここで打席に立つのは今シーズンより北九州下関フェニックスのキャプテンに就任した吉岡。吉岡はショートの前へのボテボテを当たりを放つとこの打球を大分のショート足立が捕球できず河野がホームイン。さらに2つの四球で満塁とすると代打横山のレフト前タイムリーヒットでもう1点を加え8回裏に2点を勝ち越す。 9回のマウンドへは中村総があがり2死から足立のライト前ヒットと小田の2塁打で2死2.3塁のチャンスを作るも代打小野寺がライトフライに倒れ万事休す。 両チーム合わせて25安打。シーソーゲームとなったが北九州下関フェニックスがホーム開幕戦を北九州下関フェニックスが勝利で飾った。 今シーズンより入団した北九州下関3番手大山が3回無失点で初登板初勝利。 大分は先制し優位に試合を進めるも接戦を落とした。(九州アジアリーグ)
西日本新聞社