革マル派の関係先を家宅捜索 コロナ給付金詐取の疑い
革マル派の活動家らが新型コロナウイルス対策の給付金をだまし取ったなどとして、警視庁は12日、詐欺容疑で、関係先である東京都新宿区のマンションを家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。警視庁が革マル派の関係先を家宅捜索するのは2017年1月以来だという。組織の活動資金になっていた可能性もあるとみて調べる。 捜査関係者によると、22年以降、新型コロナに関する給付金を巡り、申請書類に受給の要件を満たしていると偽った内容を記載し、現金を詐取するなどした疑いがある。 家宅捜索中、機動隊員らがマンションの入り口付近に立ち、警戒に当たった。